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2015-05-15 13:10:00
実在しない存在
この世の中に実在しないとはいえ存在するものが多くあると思います。
前回に書いた宇宙のルール(自然のルール)と社会のルールもそのうちのひとつではないでしょうか。
社会のルールとして資本主義社会というものがあります。
これをここで論ずる意向はありませんが私達の日々の生活の中で金銭という価値観がある以上、無意識に資本主義を基準とする行動パターンを日々行っている事は致し方ないことと思います。
このブログやホームページの目的である精神、肉体、対人関係そして経済を楽にしていく為には自らが無意識にしている事を意識的に認識していかなければうまくいかないという事情があるからです。
私を含め多くの人は目の前の現象を見てこの現象をどう対処しようかと考えるのではないでしょうか。
森と木でいうならば木になると思います。
例えば、風が吹けば桶屋が儲かるといいます。
将棋や囲碁、チェスでは目の前の一手をどう打つかを決めるために、五手先、十手先まで読んで目の前の一手を考えます。
言い換えるならどんな種を蒔けばどんな芽が出るかを読んで対応するということになります。
目先の現象には惑わされないということでしょうか。
これが森です。
結果に目を向けるのではなく原因に目を向けていく生き方です。
そうすると存在はするけれど実在はしない事に目を向ける必要性が出てくるものと思います。
これを面白く書いている本に出合いました。
小説家の宮部みゆきさんの「悲嘆の門」です。
この小説を面白く読まれた方であるならばパワー機がなぜ存在し色々な方が20年前から活用しているかが少しは理解して頂けるものかと思います。
するとパワー機利用者がどうして何もないのにハッピーな顔をしているかも納得して頂けるのではないでしょうか。