ブログ
ハピネス
桐野夏生さんの小説の中に高層マンションに暮らす子連れのママた
前回書かせて頂きましたブログの中の未婚の女性の心の行方がこの
皆さんは桐野夏生さんのハピネスを読まれましたでしょうか。
天動説と三種の神器にどっぷり漬かった人たちの言動の面白さが目
このプログラムの参加者が刺激されて一晩で読んでしまったという
その方の言葉を活用させて頂きます。
子連れのママたちの欲求は痛いほどよく理解できます。
よく言えば周りの人たちの心やメンツ、
ところがその配慮というのは幻想というか思い込みというか理想像
表面上のうわべだけの仲良しごっこは徹底して演出されています。
これが小説だとはとても思えません。
すぐ隣でやっている井戸端会議やメールの交信のようで実にリアル
その現実を知ってか知らずか花奈ちゃんや美雨ちゃんいぶきちゃん
子供にしても大人にしても、
その為差別を演出する方法として低層階、中層階、
幻想の何かに演ずることに夢中になって年とって、
大人になって育て上げた子供に嫌われ怖がられて…
このように幻想というトリックにはまってしまう老若男女はあなた
どこにでもある話です。
あなたが他人事だと思うとしたら、
意識が覚醒してきている人だけが理解できる話なのです、