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2016-09-30 10:41:00

ガチャガチャ

某大学の大学教授と雑談というか情報交換というかそうした機会を持つことがあります。

この大学教授は自分が地動説に乗っ取った生き方教え方をしていると言葉にもするし思ってもいるようです。

そしてこの大学教授は学生さんに親しまれているようで公私に関わらずよくメールを学生さんより頂くということでした。

教授とて人間ですので家庭生活があります。

老いていく両親、育っていく子供、ご近所付き合いというか町内会というか子供の学校環境や住んでいる地域のお付き合いもあります。

当然というか公私共に大学教授です。家の近くを歩いていても周りの人達は教授なんだという目で見ているし、子供の学校関係者だけでなく他の学校の話も相談も入ってくるということでした。

老いた母は腰やひざを患っています。老いた父はパーキンソン及び痛風を患っています。

しかも耳が遠く頑固です。お年を召されれば老父母の状況は通常のことなのかもしれません。この大学教授はどこに行ってもどの場面でも教授の顔を保持しています。

私と会う機会ができるとやはり最初は教授の顔をしています。

こちらが肩に力を入れないで生きているのが日常的な状況なので、はじめはこちらが疲れてしまいます。

そのまま時間を過ごしていると教授が教授の顔を横において素顔になってきます。

そうなってくるとこちらは楽に話をすることができるようになってきます。

そうなってくると教授は、だんだんと肩から力が抜けてきてややだらしがないけれどリラックスした素顔の可愛い一人の人間へとなってくるようです。学生さんからたくさんメールをもらうのだといっています。

中にはピンクとイエローのどっちが私に合うかしらとか、今度の授業サボって遊びに行ってもいいかとか、彼氏に嫌われちゃったけどどうしたらいいかとか、この間の授業で言っていた本がとても高いのだけど貸してくれないかとか、バイトのシフトが辛いけどどうしたらいいかとかというようなメールもくるのだそうです。

教授本人は仕方がないかとか、もう頭きちゃうとか、なんでプライベートな時間まで思いっきりバカな学生に付き合わなきゃなんないのよとかの言葉を口から出されます。

もちろん本人は日本人として一人の人間として責任をもって学生を育て社会に貢献していると自負しています。

私も立派な方だと思っています。

物の見方というのは360度あるものと私は思っております。

例えば美味しいものを食べればまともならにべんがきれいに出ます。

男らしさ女らしさという格好いい部分があるかと思えば、男と女という嫉妬や束縛とか上下関係の湿ったどろどろした部分もあると思います。ひとつの顔を維持していくというのは自然の流れにはそぐわない生き方なのかもしれません。

教授本人がいう地動説がどういうものなのかは私は知りません。

私が知っているのはそうした地動説とは異なる自然の流れに沿った生き方のものです。

 

■ 健康コンシェルジュ 気戸 ■
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