皆様ご覧になりましたか。 冬季オリンピックの様々なナイスステージを…。 フィギアスケートでいえば女子の部も男子の部もとても楽しめるも のでした。このブログをご覧頂いて下さるあなた、 ベースである小笠原理論にある古いパターンと新しいパターンとご 理解頂けておりますでしょうか。 このフィギアスケートの表現方法の中にはっきりとした違いがあり ました。 日本の女子の部にあたる17歳の坂本さんの演技の最後に、 彼女はガッツポーズを取りました。 19歳の宮原さんの演技にお気づきだったでしょうか。 もちろん宮原さんはベストを尽くしています。 男子の部では羽生さんや宇野さんの数段高いレベルの演技だったと思います。 そうした演技と女子の部で金賞を取られたロシアのザギトワさん、 この15歳の少女の表現には前者との大きなギャップがあります。 それは将棋士の15歳の藤井さんにも見られるものがあります。 藤井さんに会ったことは、もちろんありません。 ないとはいえ様々な情報が入ってきています。 この藤井さんとロシアのザギトワさんに共通点があります。 他にもいるのかもしれませんが、 きちんと見ていないので今の段階ではこの2人しか認識できません 。男子の部における宇野さんにも面白いところがありました。 演技を表現している時は僕を見てよ僕格好いいでしょという空気感 がありました。それなのにインタビューの段階では、 ごめんなさい僕はもう終わったし眠くて眠くて仕方がないんだ… という空気感だったと思います。 羽生さんは自分をどう表現しようか、 どう表現すればもっと承認と喝采を浴びることができるのだろうと いう空気感だったと思います。 インタビューの段階では彼本来の茶目っ気というかキュートな空気 感はあったものの、 人様が求めるものにきちんと大人らしく対応しなければという空気 感だったのではないでしょうか。 年齢的なこともあるのかもしれませんが宇野さんの方が片意地張ら ずらくな対応であったように思います。 金賞を取られたザギトワさんは肩にも全身にも余分な力も入らずの びのびとしなやかで軽やかだったように思います。 SNSで反発の非難も入っていますが、 単なるやっかみと嫉妬に思えます。 将棋士の藤井さんの言動を見てみるとどうでしょう。 無理のない仕方なくではなく心ある気配り目配りが出来ています。 かと言って将棋に妥協や負い目などは感じ取れません。 藤井さん自身の能力や才能を等身大で保ちつつ諦めることなく自分 のペースで進めているように思えます。 ロシアのザギトワさんにおいても同様のものを感じます。 オリンピックだからとかロシア人だからとか多くの人が期待したり 請求したり見られているということに何の関心もあまり持たず、 自分自身がフィギアが好きだから楽しいから表現しているとわくわ くしちゃうしハッピー全開よ。 ついでに承認も入るしお金も入るし名誉も入るならどっちでも良い けど貰っておこうかしら…という空気感ではなかったでしょうか。 まとめていうなら自分自身にフォーカスして好きなことをやってい く生き方と自分は好きだけれど人に求められるから請求されるから ノルマみたいにやるしかないか、 とにかく他人の承認もおいしいし今以上に見られたいし誉められた いし、 それが自分の周りの人や国の代表として同国人が喜んでくれるなら 、 私嫌でも応でも無理してでも頑張っちゃおうという自分自身ではな く外にフォーカスした生き方となっていることです。 どちらかがいいとか悪いとかと判断する方もおられると思います。 こちらはそういうことはどうでもいいのです。 自分の今現在を未来をどう生きていくのがらくで楽しくなっていくのかを言っているだけです。それこそが小笠原理論であり、 できることなら多くの方に採用していただき日々の生活をもっと楽しんで頂ければと思っております。