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2018-05-31 09:07:00

ヨガ

ヨガを生活の一部として5年になる方だそうです。 プログラムにはあまり気が乗らないが機械に関心があるということ で足を運んで来られたのだそうです。 と言いつつ話を続けることを好むようなんです。 私はロイヤルミルクティーが飲みたいので早く機械に行ってよと心 の中で叫んでいるのに、この人は聞き取ってくれないみたいです。 ヨガを身につけるようになったのは、 はじめはミーハーだったかもしれないけれどある日図書館で現代語化した五輪の書という宮本武蔵の本を読んでからだったのだそうです。 全身の筋肉が緩むことで相手の技量の強弱や次の一手とか生きていく上において、 集中力とか洞察力やよくわからないけれど波動が読み取れるようになる、感じやすくなる。 こういうのが欲しかったんだと思うと同時にやり方は異なるけれど ヨガの道もそれに共通するということからヨガが続いているのだそうです。 そうした知識や理屈が頭の中にはどんどん増えていくのに、 現実の私はよくわからないというか感覚が手に取るような実感が、 どうもわからない。 それにヨガのインストラクターさんはとっても美人でスタイルもよくいい人だと心の底から思うし好きな人なのだけど… なんか堅いというか理屈と現実が一致していないみたいな感じがす るのです。 そうしたところでレッスンをしている私自身も宮本武蔵のような立 派な人になろうなんて、これっぽっちも思わないけれど… 全身の筋肉が緩んでしなやかなプロポーションが揺れるなんてセク シーでいいでしょ。 ヨガやると結婚できないとか昔のオウムさんみたいな人が寄ってくるよなんて非難する人もいるけど、 私はしなやかな肢体に輝いたこの体で自分なりの人生を過ごしていきたいと思っているのです。おたくの機械はどうなのかしら… という人なのです。 こちらが解釈するにはヨガには色々ありますが、 よく体を緩めなさいという言葉がヨガの世界でも言われています。 インナーマッスルまではなかなかできないのが現実かと思います。 そのインナーマッスルまで緩めるにはヨガの先生もご存知の通り、 意識に踏み込まなければならないわけであり、 とかくそうした言葉を使うと面倒くさいとかやっかいな人だなとか 否定的にとられ孤立してしまうことへの恐れがあるのかないのか、 ヨガの先生もそこまで踏み込みたいけど現実を見据えると一歩引い てしまうというのが現状なのではないでしょうか。 とはいえヨガもビジネスですからやることになるのですが、 型に拘り核に目を向けようとすると異性から嫌われるとかのマイナ ス要因となるので、 とかく体操のようなマニュアル的なヨガがはびこってしまいがちの ようです。 これはこちらの関係するヨガの先生もイヤイヤながら同意していま す。こちらに足を向けて話に夢中になった方のように、 本質を捉え本当に自分が欲しいものを確実に手に入れたいと切望し たくなるという方が出てくるのも必然なのかもしれません。 最近のマスコミに出てくる話はほとんどみんな人からどう見られる か、どうすべきだったかが中心の話で、 自分がどうしたいのかどうありたいのかがあったはずだと思うので すが、 残念ながら出来事が上手くいかず叩かれている話が多いようです。 俳優さんや政治家のように世間からの注目を集めるような特殊な人 に生き方になろうと言っているわけではないのです。 自分が自分でありさえすれば、 人の期待や欲望に添う行動をしていなくとも、 本来の自分であるなら、 どういうわけか人の期待や欲望に答えてしまっていることに気づくことと思います。機械を求めてきた方は、 満たされない毎日は欲求不満な生き方はもう嫌だと言っていました 。私も同感です。

 

■ 健康コンシェルジュ 気戸 ■
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