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2018-10-12 09:09:00

ある日突然

こちらとしてはあまり面白くないのですが、というのは2年前でし た。千葉の20世紀の梨が美味しい季節でした。プログラムを進め ていて4回目だったと思います。興味はあるのだけど腰が引けてし まっている、ざっくばらんに言うなら話が分からないというか、自 分の足元にある現実を認めずに幻想というべきか理想の自分自身が 今の自分自身であって、足元のいわゆる客観的なありのままの自分 自身を意味嫌うかのような発言を連発する方だったのを思い出して います。その方が、なんとその方が、今目の前にいて背中を真っ直 ぐにして座っています。しかも菓子折りなんか持ってきていて、包 装紙から推察するとこちらの好みでは明らかにないものと見受ける ことができるのだけれど・・・そういうこっちの好みは横に置くと して、2年前の事を許してくれといっています。こちらとしては許すも許さない もないのだし、風に吹かれて飛んでいく雲のように、過去の事には 関心がないので、どう対応していいのか分からないというのが本音 です。相手様の立場にこちらがなったとしたならば、 面子やプライド、自己保身や自己正当化などが目的に対して蓋とな り目的という名の自分の欲しいものを遠ざけてしまうことへの〇 や×が入り乱れているだろうに、そうした満ち溢れた自分自身の思 いを抱えながらも、よくぞ足を運ばれたものだなと思いました。も しも自分が逆の立場ならば、いったいどういう行動をとるのだろう かと、話を聞きながら考えていました。 まあ分かりやすくいうならば、小学1年生は6歳になるとなれると いうのはマニュアルであって、人によっては4歳から、人によっては8歳からの方がいい結果を導くのではないかと思う のです。この方はこの2年間でそのような考え方になってきている というのです。こちらとしては人様の選択ですから、実はほとんど 考えていないというのが実情です。そういうと無責任に思う方がお られるかもしれません。実際に色々な自分自身を向上させたり進化 するための講演会やセミナーの内容を拝見していると、「あなたが できるまで全責任を持ってやっていきます」なんて中学生や高校生 に向けた対策みたいなのが多くあるけれど、人様の意識や感覚はマ ニュアルでは不可能だろうと、最初から肩に力の入った事はこちら は避けているのが現実です。しかも理解してきて現実の生活に活か してくる方は、みなさんこのパターンです。 あえてこちらの反省点を挙げるのならば、2年前にこの方が十分に目的への理解するボールをこち らが投げられなかったのではないかという点です。というのは2年 前のこの方の発言に、「自分はそうしたことは分かっている。周り や相手ができないから分かっている自分がやるんだ。周りや相手は 世間知らずだし目先のことしか見えないバカばっかりだから・・・ 自分はなんて可哀想なんだ、自分を理解できるやつは誰もいないよ ・・・」
こちらとしてみれば、2年前にそっぽ向いた人がこっちに真正面か ら目を向けてきてくれたという喜びの方が多いように思います。新たなスタートを切ってこの方の目的というか欲望というかのサポー トをベストに提供していこうというのが、今のこちらの思いです。 再び足を向けてきて下さって嬉しく思っています。

 

■ 健康コンシェルジュ 気戸 ■
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