渋谷は東急デパート本店地下、日本橋高島屋などにある和菓子屋の たねやというのをご存知の方も多いと思います。落ち着いたくどく ない甘味を提供して下さる素敵なお店です。滋賀県の近江八幡とい えば、昔から近江商法としての原理原則、三方よし。というのをモ ットーに商いを続けているお店だと思います。三方よしとは、 売り手、買い手、その周りにいる人達いずれも損をさせてはならな い。どっかが傾けば物は売れなくなる。長ーく売っていくためには 誰にも損をさせてはならない、誰もが儲かる良い思いをするシステ ムを提供し続けろ。というのがこの主旨です。 たねやさんはこの近江の出だそうで、この三方よしを実践している 企業の一つと思われます。このブログでプログラム参加者の一人の メッセージから、怒りをなぜかしら書いています。怒りというのを書くのはなかなか面倒です。 そうなんです誰もが目を背けるくせに、ほとんど絶対的に手放さな い代物です。そのくせ何とかしたいとか怒りを湧き立たせない方法 は何かないかというのもあります。 自然の摂理にあるメカニズムというのを、本当に理解してしまうと 怒りたくても怒れない事に意識が向いてしまうものです。もちろん 感覚的にこれを捉えている方もおられますが、基本的に周波数密度 が高くなければ、それはとてもとても理屈だけであって、実行はな かなか無理な話だと思います。たとえ情報を持っていたとしても、 それを活用するか、またはできるかどうかは別物ということでしょ うか。最初に取り上げた三方よしを本当に実践していったとしたな ら、面従腹背とか我慢するとかぶりっ子も必要なくなる事と思います。たぶん自然の摂理というのも、 こうしたものなのではないでしょうか。すると小笠原理論もバシャ ール理論も、ちょっと難しいけれどアドラー心理学も合点がいくよ うに思います。また実践してみてプログラム参加者の方々を見てい て同様に思えます。怒りというのは、ひょっとして最大級のプレゼ ントかも知れません。