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2019-03-14 09:07:00

ある日の午後

あー、そうそう、会おう会おうと言ってもうどれくらい経ったのか な。そんな事を考えていたある日の午後、 急に会う事になったのです。いわゆる美人ですらりとしたスタイル の持ち主の彼女。自覚があるのか無いのか浮いた話はないけれど、 とにかく友人が多いのです。出掛け慣れているのか、会う約束をし た途端、時間と集合場所、そしてプランを幾つかメールしてきまし た。もの凄い早さです。その一つのプランを選び、 いざ集合場所へ。会ってすぐに挨拶もそこそこにレストランへ駆け 込み、これまた超特急でメニューを決めて、食事が運ばれてくる間 に近況報告。何がそうさせているのか、とにかく弾丸のように話し まくっています。こちらが言葉を発しようとすると、猫が獲物を見 つけたようにピクリと反応して、とっさに自分の言葉を被せて、相手に話させないように必死です。そういう時 もあるよな~と思いつつその後の映画館に身を置いていたのです。 いつもならその後お茶しながら時間が流れていくのだけれど、なん か今回はこれで解散しようと言ってきたので解散となりました。 なんかこの人すっごく友達いるけれど、でも本当は孤独なんだな、 寂しいんだな、変化させたいけど変化を拒否して怖い怖い怖い…た ぶん数年振りに会った人だけど数年後はもっともっと頑なでこじ開 けようと思ってもこじ開けられないカキのようになっちゃうのかな …。こういう人って性別とか年齢とか関係なくすっごく多いよね… 。一歩踏み出すって怖くて怖くてしょうがないけど、一歩踏み出し てみるとエクスタシーの世界があるってことを知らないんだよね… 、まるで朝鮮半島の人みたい。

 

■ 健康コンシェルジュ 気戸 ■
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