引き続き「箱」という本にまつわる話しになってしまいます。ちな みにここのプログラムに参加して下さる方々は女性が多いのです。 しかもどっちかというと美人といわれる、プロポーションのいい女 だといわれる可能性の高い方々がお越しになっておられます。 つまり品があって気位が高く、表には絶対というほどにそんな素振 りは微塵も出しません。また、気位が高いということはお洒落だし センスもいいし、財布の中身はそれぞれとはいえそれなりにお持ち の方々です。別の言い方をするならば表面上は落ち着いていて、穏 やかで悩みなんてなさそうで嫉妬心もなさそうな雰囲気はあります 。とはいえ女性といえども人間です。幼い頃から可愛いね可愛いね 、お利口さんだねなどと丁重に丁寧に大切に育てられてきています 。そうした背景から他人に対する嫉妬心とか仕返しとか残虐性なんて、決し て決して見抜かれないように日々を送っているものです。それが生 きていくという事でもあるし…。そうはいうものの、そうした偽善 的な生き方に抵抗のない方はいいとして、そうした生き方が気にな って気になって仕方がない。罪悪感を感じていたり自閉症にまたは そうした気味になったり、要は本来の自分自身に蓋をしたり、嘘を ついたりする事が許せない、認められないというあたりではないで しょうか。以前にサンプルとして青山テルマを出しました。恐らく 彼女もこうした悶々としたカオスにうんざりして、もう嫌になって しまい本来の自分自身の醜く見られようが頭髪がピンクで能無しの 大バカ者と言われようが、もうどうでもいい自分らしくただただ 楽しく生きていきたいというのが現在の結果となっているものと推察し ています。そうなんです、要は青山テルマさんがテルマさんなりに 箱を出たという事です。箱の中にいる時は不安で不安で、怖くて怖 くて人の目が世間様の目が気になって気になってどうにもならない 。えらく欲求不満だしもううつ病にでもなってしまいそう。そんな 思いだったのではないでしょうか。それは誰にでもできる事ではあ るけれど、誰にでもできる事ではないという事をこちらは認識理解 していると思っております。 だからこそプログラムをやっています。それは目には見えない世界 の法則と謳っているように、感情を優先させてしまう生き方から、 まずは法則性から見ていくと感情は肯定的で限りない広がりが生じ てくるという事への認識だと思っています。しかもそのメカニズムとなっている小笠原理論があればこそです が…。