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2019-07-05 10:48:00

今の若い人

ちゃんみなだとか釈迦坊主が大好きだという若い方とのお話をする 機会がありました。こちらの好みでいうと釈迦坊主の振る舞いなり 生き方に好感を持っている程度であって、 話題のラッパーに特には関心もありません。そうした話しなら席を 立とうと思っていたのです。そんな方の口からジョン・ ミルトンが出てきました。ミルトンというから哺乳瓶をイメージす る人の方が多いのではないでしょうか。哺乳瓶のミルトンにもこち らは何の興味もありません。とはいえパラダイスロストのミルトン なら強い関心を持っています。もっとも17世紀のイギリスの詩人 というか神学者といわれた古い方ですから…クロムウェルなりチャ ールズ2世という言葉で思い出している人もいるかもしれません。 こちらのブログを見ている方で、尚且つこのミルトンの生き様、失明してもやめない執筆活動や自分の意思の表 明がいずれ未来の人々にも役立つはずだと生きてきた方だったと思 います。釈迦坊主が好きでミルトンやオルテガにも関心を寄せてい るという方です。そんな方がミルトンでいうならエデンの園のアダ ムとイブの振る舞いやサタンとの駆け引きの場面、蛇の存在をフル に生かした文章表現は、表面的な分かりやすい表現方法であって、 そんな表面的な事には関心がないんだ、その奥にあるミルトンが本 当に言いたかった理解して欲しかった、そしておそらく分かち合い たかった、そして未来を構築していきたかったんだというような意 図を小笠原理論の中にも感ずるものがあるのだという方なのです。 こちらとしては普段からあの人が気に入らないとか自分の思い通り にしたいけど上手くいかないからコントロールの仕方を教えてよとか宝 くじ当たるようになるんでしょとかというような事を優先的に考え ている方々と接触しているこちらとしては、なんか嬉しいやら、か らかわれているんじゃないかなとかどこまで話したら良いのか分か んなくなっちゃうような頭の中だったのです。こうしたきちんと真 剣に未来を考え、ひいては日本を考えどうしていったら良いのかと 誠実に考えている人がいるのだという事に驚いたというか感心した というかというような感じなのです。ほとんどの方は当たり障りの ないその場だけの話しになってしまう事が多いと思います。ある意 味それがらくな生き方なのだと捉える事もできます。生き方ですか らその場だけでなく未来へと繋がっていきます。当たり障りのない 日々は当たり障りのない未来にもなるという事でしょうか。

 

■ 健康コンシェルジュ 気戸 ■
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