ソファーにぐったり身を任せている知り合いの税理士が吐き出すよ うに言葉を並べています。今の飲食店の8割は赤字みたいだよ…。 ほらあの三軒茶屋のカレー屋さんみたいに人がいっつも並んでいる 店はたぶん黒だろうけど、ほとんどの飲食店はみんな参ってるよ。 飲食店に関わらずアパレルでも伊勢丹みたいなデパートだってきつ いんじゃないの。もう時代が違うんだよな…。プロの税理士がこういうのです。あなたの周りはいかがですか。そのくせソフトバンク なんか、うまくやって法人税一銭も払わないし。株にも前ほどお金 集まっていないっていうし…。決してマイナス思考で捉えるつもり はないと言っても…これが客観的な現実であるという事は恐らく誰 もが否定してこない事でしょう。 しかも上っ面である表面的なところにはお金を掛けているところでも、最初はいいものの永続きしているよ うにはとても思えないのですが…。 安いからと言って吉牛や松屋とかすき家でもいいけど…安物って飽 きちゃうしね、それに惨めな気持ちになっちゃう、だからと言って 高いものを食べたいとか言っているわけじゃないけど…。やはり中 身というか質を重視してきているような時代ではないでしょうか。 こういった流れも小笠原理論の中にあります。何年も様子を見てい てなるほどなと感じてきています。では次に生き残る人達というの はどういう人達なのでしょう。