狼の群れと暮らした男、ショーンエリスという本があります。イギリス人であるショーンエリスさんは飼育された狼達の群れの中に入 る。数年経ちアメリカンロッキーの野生の狼達の群れに入り共に暮 らしてきた経験を書かれた本です。これだけの紹介でも様々な受け止め方が起こっている事でしょう。飼育されている狼、 野生の狼と環境や立場の違いはあるものの、狼としての特性は変わらないようです。もちろんその環境や状況により私達人間と同じように生き方や対処の仕方は変わってくるとはいえ、本性というか本能的な生き様には、私達人間が参考とするには十分な価値があるものと思います。狼に限らず動物達の生態は参考にもヒントにもなるという事を確信しております。例えばチンパンジー、ゴリラ、 日本猿、犬もそうでしょうか。このブログをご覧頂いている方々がどうしてこのブログ を続けているのか、何を伝えたいのか理解してもらいたいのかが分 からないという声も入ってきますが、飼育された動物達ではなく野 生の動物達の生態を知る事でがく然としてしまう事になる最短の方法となる本だと思います。気づきというのは各人各様様々だし、ご存知の通り周波数値によっても異なりますので断定しにくいという 都合があります。とはいえこの狼の生態について書かれた本は、今 現在行き詰まっている、何から手を出したらいいか分からない、どうすりゃいいのかも分からない…。だからといって街角の占い師に も宗教にも哲学にも抵抗がある。そういう心持ちになる事はあると 思います。そんな時に動物達の生態を覗いてみるのは面白いものと 思います。基本的な知識としては左脳と右脳、感覚と感情の違いを認識 しているともっと理解が深まるのではないでしょうか。