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2020-02-14 09:09:00

人が思うこと

目覚まし時計をかけるのを忘れていた事に気付くのはもう少し先の 事。目覚めた後に窓に足が向きました。寒さを運ぶ風の中に差し込 む日差しに心を許した時に開けた窓の下。 梅花の香る風が眠気を心地よく遠ざけてくれたのです。道を歩くと ジャスミン、金木犀、木蓮などが袖から入り込み心の照度を高めて くれるのが不思議です。 感覚が満たされると感情も満たされるのでしょうか。この感覚と感 情が広島のお好み焼きのように、それとも大阪のかやくご飯みたい にまぜこぜになってしまうという声が…もうずーと前から色んな人 が口にするのをどれほどに耳にしてきた事でしょう。 ある人が言っていました。中学の女の子がいじめにあっている事を 知った母親が感情を込めて口走りました。 学校は何をやっているのよ…教育委員会に訴えようかしら。担任の先生は知らん顔をしているのかな、全く腹 が立ってしまう。なんで家の娘が…世間に波風立てずにうまくやっ てきているこの私がなんでこの私が…というのがありました。あな たならどう思いどう対処なさるのでしょう。いじめにあっている娘 の気持ち心持ちを配慮しているのでしょうか。権力とか権威ある側 を使い自分を守るというか自己正当化にエネルギーが使われてしま っているようです。自己憐憫というか母親は娘は被害者なんだと何 の疑いもない行動にみえます。自分自身には何の責任もなく、全て は他の人に責任があるんだというようにみえます。そして自分や自 分の娘は何もする事なく現状維持を決め、するのは全て他人がする 事だという依存性が見受けられます。思春期の真っ只中にいる女の 子の気持ちを汲んでくれるのは、一体誰がやってくれるのでしょう。こ の子はまだ子供です。未成年です。愛情の注がれない子供が育った 場合、形だけの大人になっていったなら…。この母親は形だけの物 質的なものを満たしていく事で、物事が解決していくと思っている のかも知れません。この娘はいじめにあっているという勘違いをし ているかもしれないと取れるような環境の中で過ごしているのかも しれません。それはまるで経営者と従業員との関係によくある話し にも聞こえます。あのダイヤモンドプリンセス号の船内でもこうし た事が起こっている事でしょう。

 

■ 健康コンシェルジュ 気戸 ■
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