あっちがいいかなこっちがいいかな…。スタバにしようかなタリー ズにしようかな。あいつのほうが金持ってそうだな~。一緒に歩く ならこっちの人かな。毎日毎日生きていると決めなければならない ことばかり…。あなたは自由だとか権利があるとかと最もなことを 言われるけれど。あー面倒臭い、あー嫌んなっちゃう…と選択する ことばかりです。その選択が次の選択へと続きまたまた選択です。 幼い時は親が決めてくれます。小学校、中学校、高校から大学や専 門学校とエスカレーターに乗っていれば良かったし、 文句や悪口も言いたい放題だったのに…。どの男がいいかどの女が いいか東か西かと迷うことばかりで面倒臭いというのが生きること みたいですね。時代が変わってきたとか環境問題とか親の財布の中 身がどうだとかでも迷っちゃう選択の連続です。自分自身が責任取りたくないとか勝 ち馬に乗りたいとかかっこよくいたいとかラクしたいとかという損 得マシーンになっちゃってる人なら余計に迷いの毎日が未来永劫続 くのでしょうね。そういうことなんか一言も言わずに、しかも知ら ん顔して私はどうしたらいいのでしょうという顔をしていた人達が 、中には数年経っています。中には数ヶ月の人もいます。 そうした方々が最近は、物事を決めて進んでいくのが早くなった、 迷うことは迷うけどそこにあんまり時間を費やさなくなってきてい ると自他共に認める発言が出てきているのを大変嬉しく思っている ものです。それに迷いの時間が減少することで、目には見えない世 界の法則というものが、始めは臭い言葉だなと思っていたのに、 確信になるまでには回数が必要なのは確かに事実だけれど法則性が見えてくるとい うか感じ取れてくるというのは体験してきている人には共通してい ます。そうした積み重ねられた表現として女性の地位確立、LGB Tの存在、今までに胸の中に包み込まれていた欲望や怒り、差別意 識の表面化がメディアの話題になっています。そうした私達の環境 の中で一人、また一人と自分の胸の中の正直な心のままに生きてい こうと確信を持つようになってきた方々なんだなと思えます。損得 も大事だけれど優先順位にするのはあまりにも寂しいという現実が 見えてきたのでしょうか。