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2020-10-15 09:28:00

リアリスト

あれは7月の中旬だったでしょうか。コロナ解除後だったと思いま す。ご当人は東大卒の国家公務員、いわゆるエリートさんです。こ のブログを年単位で見ていたそうです。いつも結論を出さない内容 で考えたり考えなかったりとどうでもいいよと思っていたのに、な ぜか熱をもって関心を持ち解明したいということで面会となりまし た。なんせエリートです。こちらが萎縮してしまいます。ところが 説明を進めていくうちに表情が固くなってきます。さすがに分から ないという言葉は出てきません。そのまま帰るのかなと思っていた ら、10回分払いますと言ってきました。通常はほとんど皆さん5 回分の支払いが多いのです。不安な方は1回分の方も何人もおりま す。なのに10回分です。解明したいということでした。 だんだんと回数を重ねていくうちに自分自身が他人軸で悩むことなく過ごしてきた、自分軸 で生きてきたと思っていたのに実は他人軸で生きているということ を認めざるを得ないというように思える行動となって、色々な葛藤 や考え込む時間も多かったのではないかと思わせる経過の中で9月 位から肩に力が入らない歩き方、明らかに重心が丹田にある空気感 が強くなってきた気配です。そして10月となり言葉にも確信持っ て表現するようになってきました。 この方はさすがに頭の良い方です。幼い頃より頭角を表し常にトッ プに席を置く方だけあって、人からの注目や称賛、及び収入に関し てもそんなに不満のない半生を過ごしてきています。小笠原理論で いう感覚なんかより数字に出る金額に出る地位や名誉に出る具現化 の方を重視してきたのは当然でしょう。ところがどうもそれでは満足感がない、正直言って不満だというこ とをこのブログで感じはじめていたのではないかと言っています。 言ってみれば地の時代でいい思いをしてきたけれど実はつまんない 。つまる人生を送りたい。じゃあどうしようだったのだと言ってい ます。こうした方もいるのは事実ですが、地位も名誉も金も学歴も ない方が、1ヶ月足らずでこうした学歴のある方と同様の気付きを 得ている人もいます。 そうした方こそ東大卒の方より先を走っています。感覚とはそうい うものではないでしょうか。そうした感覚を掴んでいるなら、うつ 病が増加とか自殺者特に女性が増えているとかというマスコミ報道 も変わってくるのではないでしょうか。

 

■ 健康コンシェルジュ 気戸 ■
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