田園都市線の車中でした。疲れていたこともあってうとうとしてい た時でした。マスクをつけていたはずなのにはっきりと聞こえてき ました。あなたのやっている事、あなたの優しさは自分自身のため のものであって私に対する優しさじゃなくてあなたの自己満足の世 界よね。私じゃなくてもいいのよね。私ってあなたのなんなの…。 電車の中でうとうとしていた私が目を覚ましてしまった瞬間です。 前回、中野信子さんの正義中毒を取り上げたばかりで自粛警察やマ スクがないと冷たく白い目が突き刺さってくるとかUber Eatsの配達員さん達がいじめられている事とか、障害者がまる で汚ないものでもあるかのように扱われているとかや騒音がうるさ いと言って隣の部屋の人を刺してしまう事とかの話をしたあとだっ たので、とても衝撃的だったのです。若いラブラブの男女の中でも色々とあるのですね。 というか発言している女性の言い分もよく分かるけど、そういうあ なたが選択した男ということであって、つまり女性にも責任が実は あるということを認識しているのでしょうか。女性が一方的に被害 者面するとしたならこの先どこかでトラブルだろうし、 今の男と別れて清々したとしても、今の女性の生き方が同じならば 同じような男を引き寄せてまた同じような発言となるのが、年を重 ねて老けていく女性の姿と共にはっきりとイメージできてしまうの です。ここで書いている事は他人の事なので、あっそうで終わって しまうのがほとんどだと思います。そこで流してしまうのか、少し 立ち止まって考えてみるのかで未来は変わっていきます。ほとんど の方はたぶん流してしまう事でしょう。自分の世界の中で考えているのかその外で 考えているのかでも大きく結果としての捉え方は異なってきます。 その時その時の起こっている事をとにかくやってみて、これはでき ないとかこれは簡単だとか、これは嫌だなとか出てくる事を感じて みて少しずつ気づいていくというのが一段ずつ階段を登っていくと いう事のように思います。それを効率的にやっているのが私達です 。