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2021-05-28 08:10:00

新しい流れ

脳科学者の中野信子さんの事を知っている人も知らなかった人も、 何だか時間が経つにつれて意見や質問がこちらに入ってきています 。正義中毒という言葉をここで出してみて、何も反応もないのじゃ ないかと思っていたのですが、出した時は予想通り反応がなかった のですが、どうした事でしょう。人様の気持ちを汲むだけの余裕を 持つ人が出てきたのでしょうか。色々な捉え方があるものです。根 底に否定的観念を持っておられる方は余計なお世話をしているだと か、自分の正当化を主張している視野の狭い人だとか誰かの言い分 をそのまま鵜呑みにして自己主張しているだけだよとかの意見が多 くありました。正義中毒をやっている方は一生懸命だしみんなのた めと思っているし、 ひょっとしたら自分を犠牲にしてでも国の自治体の村の部落のルールを厳守するんだ、死守するんだと思っているのか もしれません。ある実験によると正義感が強ければ強いほどに残虐 、非道になれると言われています。思えば過去の歴史の中でそれは いくらでも実例をあげる事ができるものと思います。ヒトラーもス ターリンもアルカポネも新撰組も薩長同盟も大東亜戦争でも、 最近ではカンボジアのクメール・ルージュもミャンマーの民族対立 、パレスチナ・イスラエル闘争も同じようなものじゃないでしょう か。どっちがいいとか悪いとかという観点では解決の糸口は見出だ せないのではないでしょうか。しかもみんなみんな善意からの発動 ではないでしょうか。キリスト教が植民地政策に走っていったのも 、一方的な善意からではなかったのでしょうか。今私達の周りでも 個人個人の環境や状況は異なるものの、突き詰めていくとこの善意という大 義名分により、異なる人、異なる考え方を抹殺しようとしているの ではないでしょうか。善意だからこそ周りの人が口を出せません。 もし、口を出せたとしてもそれだけの人間関係があるという条件が つくと共に、勇気というかその人を本気で思いやるという精神構造 を有する人でないと…。これを読んで下さるあなたはどうですか。

 

■ 健康コンシェルジュ 気戸 ■
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