皇室に入られた方も経験している症状か病気か。厚生労働省の発表 によると2002年で9千人2020年で10万人を超えているの だそうです。芸能人の深田恭子さんもこの適応障害に見舞われてい るそうです。その名称のごとくその場その場の状況に合った対応が できないのだそうです。1日24時間の中で朝、昼、夜と自律神経 でいえば交感神経と副交感神経がその瞬間瞬間の状況に合わせて変 化していくことで人は誰もが息をして暮らしているようです。 春夏秋冬と季節も変わり雨も降れば快晴にもなるという、言わば当 たり前の現象の変化に対応しきれていないということでしょうか。 沖縄に住んでいる人が飛行機で旭川に行き、沖縄で暮らすように旭 川で暮らすのは柔軟性や自律神経の働きがスムースでなければ、 たぶんうまくいかないことでしょうね。色々なところで時代が変わったと言われています。コロナで 世界中が変化している最中です。うつ病の手前と言われる適応障害 というのが増加しているのは当たり前のことなのかもしれません。 今の状況が嫌だだとか精神的に心というかが受け入れられない。と にかく自分が思ったとか考えている事が目の前に現象として起こっ ていないというのは許せない。納得できない。だからドアを開けな い。この箱の中からは絶対に出ない。出て欲しいなら私を納得させ なさい。私を懐柔しなさい。私のいう通りにしなさい。 私が世界の中心なのだから、私が女王様なのだから、 私が一番えらいのだから…。な～んて妄想の世界に入ってしまいそ う。どっちにしても表面的には猫をかぶっている人が多いけれど、 一皮めくるとこうした考え方生き方の人って多いように思います。正義中毒もこれに入っている のじゃないですか。日本は自民党政権です。つまり保守政権です。 したがって適応障害と言われるのはなんだかなー。保守という考え 方は色々ですが、頑なな保守的な考え方なら適応障害かもしれませ ん。LGBTに対する法案作成に対し自民党国会議員の数名から、 なんだかとんちんかんな意見や考え方が出ています。夫婦別姓審議 に於いても自民党国会議員からなんだか訳の分からない意見が出て います。これも捉え方によっては適応障害とも捉えることができる と思います。ヘミングウェイの老人と海という小説があります。メ キシコ湾での出来事です。執着とかストレスという言葉がよく使わ れていますが何をどこを基軸にするかで、 捉え方は大きくしかも多様になるのかもしれません。そんな心の広い寛容な生き方ができると良いですね。