オリンピックも近づきワクチンも広がりつつあり日本もどんどん進 化してきているようです。その中で20代から40代にかけてのワ クチンが嫌だという声がクローズアップされています。それに引き 換え60歳以上の方はワクワク注射となっているようです。 多方向性社会ですから当然の事かもしれません。自然の流れが瞬間 瞬間に変化していくように、人の心は右にいったり左にいったりと 一喜一憂しながらも変化している毎日です。誰もがそうであるよう に自分の事が一番大事だし自分の利を追及するのもごくごく当たり 前の事と思います。面白くないと怒ったり嫉妬したりいじめたりケ チったりと誰もが思い起こす事かと思います。ここに何が基準とな って怒りや嫉妬となるのか。何が本当に自分にメリットがあるのか …人それぞれでしょうがその軸によってはオイシイとか儲かると思っていても嫌われ大 損する事もあるのが生きている人間の面白いところではないでしょ うか。
1855年生まれの末松謙澄さんという方がおられました。渡英し て日本の政治、経済、文化に多大な貢献をなさった方です。国粋主 義とか愛国者という枠にはまらない方で人類愛を持った私利私欲の ない、本当に人のために社会のために生きた方と耳にしています。 嘘みたいな話です。本当にそんな方がおられたのでしょうか。伊藤 博文とか高橋是清とかの名を残した方の傍らにこの名前があります 。日露戦争を勝利に導いた武器を使わない方としても名があります 。自分軸とか他人軸という言葉を私達もこのブログを見て下さる方 々もお使いでしょう。新たな時代とは自然が中心となる時代と言わ れています。だからといって個人個人が犠牲になっても困ります。 犠牲にならない生き方ってどんなでしょう。末松さんは私利私欲に 全くと言っていいほどに関心がなかったと資料にあります。時代が動く時とい うのは力でも金でも暴力でも動かないものが時代を変えるといわれ ます。思えば西郷さんがそうだったのではないでしょうか。これを 読んで下さるあなたの未来は…。