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2021-09-10 08:57:00

過渡期の今

東洋思想の中に一部は全体であり、全体は一部であるというのがあ ります。なんだかへんてこりんで良くわかんないよという声が聞こ えてきそうです。このブログにおいて、過去に何度となく使用した 言葉に虫の目と鳥の目というのがあります。このブログを見ている 方ならすでに実生活で取り入れている事と推察致します。 思った通り菅政権が短命に終わるようです。政局か政策かという論 議も盛んに行われています。安倍政権下においては、 良くも悪くも国家観がありました。2020年までにアベノミクス の目標である600兆円は達成できなかったものの、それなりの安 倍氏の方針を感じとる事ができていました。その安倍氏がお腹の調 子が本当に良くなかったかどうかは疑問が残ったままではあります が、一応綺麗に退いた感じがあります。今回の菅政権の一年は、なんだか方針が見えなかったし何をやっ てもうまくいかないし的外れだしなんだかなー… の一年だったように思います。とはいえ、一国のトップです。 パンケーキも美味しいのですが、一生懸命に頑張ってきた方だと思 います。一生懸命にやってもうまくいかないのは、私達庶民の中で も同様の事はいくらでもあると思います。やめ方が卑怯だとかいい 加減な奴だという声も出ていますが、まずは一年間ご苦労様でした という声があってもいいのではないかと私なんかは思っています。 ところがやめると出るや否や、それならオレが出る私が出ると自分 の事ばっかり。それを言うなら菅さんも自分の事ばっかりだったよ うな気がします。いずれにせよやめるとなるとバカだとか無能だと か非難ゴーゴーです。地の時代から風の時代への移行期です。そりゃあ大変でしょう。せめて 政治家でも官僚でもテレビのコメンテーターでも、誰でもいいから 一年間お疲れ様でしたという声が聞こえてきません。 政治家も官僚も同じ国民です。私達も同じ国民です。大変なのは有 名人も無名人も同じだと思います。つまりは私達の反面教師なので はないでしょうか。菅さんのように地位におごり、 方針や戦略を明確に示すことなく、言葉は悪いけれど行き当たりば ったりのような一年だったように思えます。 もちろん今世界中が大変です。風の時代であるというのなら方針が あってもいいのじゃないかとも思います。多くの人が知っている、 理解しているわけではないけれど、小笠原理論には方針と戦略があ ります。それを20年以上やってきています。縦か横という違いは、まずは自分自身を知ることからだと思います。小笠原理論 とはそんな深い意味もあるという事なのです。それが一部が全体で あり全体が一部であるという事だと思っております。

 

■ 健康コンシェルジュ 気戸 ■
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