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2022-04-21 07:36:00

進化と退化

ずいぶん前ですがレイチェル・カーソンが沈黙の春という本を出し て、世界中の知識人、専門職、自然に関わって生きている人達が戸 惑いと葛藤を脇に抱えながら生きていくこととなり、 これからも続きますが現在に至っています。レイチェルはsens e of wonderを柱としてこの本を書いています。新型コロナウィル スが中国武漢からはじまり世界中を席巻したのはいうまでもありま せん。ではウィルスとは何なのでしょう。二重らせんのDNAが私 達の人体を構成する基本となっています。そのDNAからRNAと いうコピー物質が私達人体の血液や神経、筋肉や細胞となり私達は 生きています。言い換えれば新陳代謝という破壊を繰り返し現状を 維持している私達は、 破壊する以上には新たなものが必要となります。超高層ビルは格好 よく綺麗で時代の最先端が詰まっています。とは言え最初だけで10年、20年と年月 が経過する毎に傷んできます。修繕しないと商品価値がどんどん下 がってきます。私達の人体も同様です。それを防ぐために破壊と生 産を絶え間なく続け人体を維持しています。 それがRNAのお陰です。そのRNAはDNAと異なり一本の鎖で 繋がっています。細胞分裂が絶え間なく起こっている体内ですから 、変異や間違いが起こるのは当然です。そこからはじかれてとか間 違ってとかで体外に出ていくのが出てきます。 それがウィルスです。そのウィルスは死滅するのもあれば生き残っ て海外旅行や冒険に出かけるのもいます。そのウィルスは元々人体 の一部ですから戻ってくるのもいます。空海や日蓮さんのようにレ ベルアップしたウィルスもいれば、コカインやアルコールとか、なんか訳の分からないパンクロックみたいな不良ウィルスもいるわけ です。元々人体から出ているので人体のリセプターがあります。人 体に戻るのに問題がないという事です。これが時代の進化、人体の 進化というダーウィン説になっているという事です。人体から家出 した放蕩息子が巡り巡って悪党になって戻ってきた場合、 人体が受容できれば進化し受容できないと死んでいきます。コロナ ウィルスがどんどん変化しているというのも、これがベースとなっ ている事を知っている方は、ウィルスが変化していけば変化してい くほどに人体が進化していくことで対応できてくる。従ってコロナ もインフルエンザ同様に風邪みたいな扱いになってくるという事で しょうか。言ってみれば古い価値観や考え方を守ろうとすればする ほどに進化を妨げ退化を促進していくという事でしょうか。言ってみれば小笠原 理論とはこれです。反発が出るとか理解できないという人がいるの もこういう事です。道具や機械を活用しておいしくなっている人も こういう事です。要はご本人様の選択により未来の幸不幸が知らぬ 間に作られているという事でしょうか。

 

■ 健康コンシェルジュ 気戸 ■
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