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2022-12-01 07:53:00

可愛い私

今話題の宇多田ひかる、ファーストラブのドラマ化が面白いとのこと。
個性的で独自の路線をマイペースに一歩一歩歩んでいる素敵な宇多田さんです。
有名な宇多田さんではないけれど、一歩一歩自分のペースで古い箱から抜け出て一歩一歩歩んでいる人もいます。
まだ脚光も浴びる事もなく注目されるわけでもないけれど歩んでいます。
このブログを毎回見て下さる方の中にもそうした方がおられると感じています。
数年前にGETING OUT OF THE BOX邦題では箱という本の事を取り上げたことがあります。これを研究しているんだというグループもあるのだそうです。
言い換えれば、この箱の中にいることである意味に於いてはらくではあるけれど、窮屈で退屈でワンパターンで飽きてしまうけれど…その箱から出ていくのは不安だし怖いし面倒だし何があるかわかんないし…だからこのままでいいや、だからもっと楽しみたいからこの箱から出ていきたいと色々な反応を見せてくれるものです。いざ、こうした箱から出てみると…あら、こんなにらくなの、こんなに気にしなくていいの。どうして早く古巣の箱から出なかったのだろう。知らない分からないことに対する拒否反応だったのか、人は自分が思うよりはるかに保守的、現状維持派なのかもしれない。
周りから見れば他人から見れば、なんも変わってないじゃないかという声もあります。その人の基準から見れば、きっとそうなのでしょう。
残念ながら気づいた人から見れば、箱から出た生き方をしている人から見れば、それはすぐに分かるけれど、そうではない人から見れば変化が分からない、理解できないという可能性が高いものと思われます。
抜け出したものからすれば、それも楽しいし面白い出来事でもあるようです。
箱の中にいる時は、意識しようが無意識であろうが…とにかく人の目、世間の物差し、伝統にかなった保守的な生き方考え方等々にエネルギーを注ぎ、それを出来ない時は自虐的になったりと、自己評価は常に常に低いところに置いたままであったように思われます。
世間様を変えようとはこれっぽっちも思っていないので、この枠からはみ出てしまっている自分って、とってもとっても愛おしいし可愛いし、今までに自分のことを好きになんかなれなかった私が、今は自分のことが大好きになっていることがとても不思議だし、ワクワクしてしまうのです。
きっかけは小笠原理論でした。