2011年3月15日から続いているシリアの戦争を映画化した「 娘は戦場で生まれた」の中で、父親が3歳の娘に対して遊びのゲー ムを提供しています。いいかい爆弾とか空爆の音が耳に入ったら笑 うんだよというゲームです。娘は一日中笑っています。今世界中で 注視されている新型コロナ。様々な対策が行われています。日本で もどの国でも自分がかかったら嫌だな、かかりたくないなという事 からマスク対策や食料品などの問題、経済対策へと広がっています 。避けられない事は避けられないので何とかするという生きている ものにとっての対処法は各人各様のようです。映画のように逃げら れない避ける事のできない環境の中で生み出された知恵が娘に笑う 事を教えたのでしょうね。人は都合が悪くなると、 実際には耳に入っているのに入ってない事にしてしまったり、実際には見えているのに見えていない 事にしてしまうひとつの自己防衛策を持っていると思います。もち ろん無意識の行動パターンですから他人に言われたとしても当の本 人には身に覚えがない事になります。今回の世界情勢も時代の変化 もそのように見て見ぬ振りをして済ませてしまう事ができるとした ならどんなにいい事でしょうか。こちらだって誰もがそう思うので はないでしょうか、今までのように…。 昔の人がよく使っていた言葉に、風が吹けば…桶屋が儲かるという のがありました。今世界で免れる事のできる国があるのでしょうか 。中には八丈島に避難しているという人もいるそうです。開き直る という言葉があります。映画の中での3歳の娘を持つ父親の気持ち はどんなだったのでしょう。しかもこの映画は実録です。現実です。過去の歴史の中で事件名とか年 数とかでは分かり得ない多種多様なドラマが展開されてきた事と思 います。今私達は、もう対岸の火事とも言っていられない状況に置 かれています。このブログを見て下さるあなた、あなたの意識がこ の日本をこの地球を変えていくチャンスの時なのかもしれません。
すでに亡きネルソン・マンデラの言葉にあります。
私たちがもっとも恐れていることは自分に力がないことを知るこ とではない。
私たちがもっとも恐れていことは自分の中に計り知れない力があ ることを知ることなのだ。
私たちを怖がらせるのは私たちの中の闇ではなく私たちの中の 光だ。
私たちは自分に問いかける。
私が素晴らしく、魅力に溢れ、天才的で、光り輝いている。果たしてそんなことがありえるだろうかと…。
でも、そうでないあなたとはいったい誰なのだろうか?あなたは 紛れもない神の子だ。
あなたが小さな自分でいることは世界にとってなんの役にも立た ない。
周りの人たちを心配させないために萎縮しているのはまったく賢 明ではないのだ。
このマンデラの生き方と小笠原理論は同じです。異なるのは各人各 様が力を入れる事なく無理をせずに進めていく事でしょうか。