日本国内に10万近くあるといわれる神社、 寺を入れると新興宗教もあるし大変な数の宗教関連施設があるよう です。私達の生活の中で出産、七五三、 結婚や護摩を焚くとか様々なイベントに寄与して下さる施設です。 もちろんこちらとしては何の関連もないのですが、 この伝統ある国を維持してきたとされる神社関係者において、 大きな波が起こっています。ご存知の方も多いとは思いますが、 神社本庁から地方の有力神社がぞくぞくと離脱しているとともに、 それが現政権にも強い影響を与えているとのことです。 しかも不動産関係において多くのトラブルも浮きあがってきていま す。 こうなってくるというのは小笠原理論を知る方でしたなら先刻承知 のことでありますが、 その辺のことをご存知のない方も多くいるようです。 ひょっとしたらその先がどうなるかということは、 このブログを見ている方なら、 冗談でご覧になっておられる方は別として、 分かっていてもいいのかもしれません。 小笠原理論でいう時代の変化の一部としての現象ですので、 未来に不安のない方には興味が持てないことかもしれません。 誰もが当たり前で意識することなく、 ごくごく当然のこととして人生のイベントに活用されている存在が なくなってしまう時代になる可能性があるということです。 人が意識しているかしていないかに関係なく税金の徴収、 インフラの整備、 自治体を含んだ様々な催しや行事等々と点と線が繋がり共同体意識 として成立していたものが、 ひょっとして崩れてきたとしたらなくなってしまうとしたら… とてもとても大変なことではないでしょうか。 これがどうして自分と関係があるんだろうとお思いの方がおいでだ としたら、今現在のあなたの存在がなくなってしまう、 意味のない存在となってしまうということを理解できるかどうかと いうことです。家族が構成されているということ、 大小を問わず自治体が存在しその恩恵を実感しているか否かに関係 なく恩恵を受けているということなどと書くと難しく捉えることに なるかもしれません。 よく若い人は政治に関心がないといわれます。 正確にいうなら自分自身の生活とか仕事などの日常生活が衆議院と か内閣とかと点と線そして点へと繋がっていることが分からない繋 がらない、 それよりも自分の目の前の出来事のほうが重要だとなってしまうわ けで、 まともに年齢を重ねてきている方なら自分の夢が自分の未来が政治 と直結しているということを理解しているものと思います。 だからこそ他人の意見を自分のものとするのではなく自分自身が自 分自身で考え判断し決断し行動するということが求められていると いうことではないでしょうか。神社本庁に戻ります。 神社というか宗教が組織を構成するピラミッドの原型です。 それが崩れてきている、 日本全国の神社でそれが起こっているということです。