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2017-12-01 09:17:00

病名は・・・男6

もう亡くなられたとはいえ、 あの渥美清さんの男はつらいよを思い起こす人もおられるでしょう か。 古い社会システムにしがみついている男性たちのありのままの生き 様を書いています。それが男だけというわけでもないと思います。 いや、 女性こそが社会から抑圧されて苦しんでいるのだという意見もあり ます。 現に女性の給与は未だ男性の約7割の水準にとどまり男女の賃金格 差はなかなか縮まないのが実情です。 こうした点から安倍政権も女性の活躍推進を成長戦略の主要な柱の 一つに掲げ、2015年8月には、 大企業などに女性管理職の割合などの数値目標を作るよう義務づけ る、女性活躍推進法( 女性の職業生活における活躍の推進に関する法律) が成立しています。 職業生活で活躍する事を望む女性にとっては非常に好ましい動きで あが、女性には仕事を優先する道、家事育児に専念する道、 そして仕事と家庭を両立する道といった複数のライフスタイルがあ ります。 女性の現在の生き方が彼女たち自身の希望に沿ったものかどうかは 別として選ぶことは可能です。 一方で男性は働き続ける以外に選択肢がなく( 無業者は増えているが、大半は自ら望んだことではない) 行政も彼らの生きづらさそのものには目が行き届いていない。 そんな男たちがかつて男性が手にした特権、 男性優位社会のツケを払わされるかのように葛藤と苦悩の中で生き 絶え絶えに日々を送っている姿に知らん顔はできない。 女性の生き方についてはあくまでも個々人の意思を尊重すべきであ り、女性が職業生活において活躍することを、 社会が当事者たちに押し付けるべきでもない。 家庭に入って家事育児に専念したいと願う女性は意外にも多く、 そうした女性たちを悩ませることになってしまう。 2017年現在、 失業率も低下し事務職には人があふれ営業職にはあまりにも人が足 りない状態にあるとともに、中小企業の従業員、 飲食業に至るまで人手が足りないと言われています。 新卒者においては売り手市場とも言われています。 どの国においても30代から60代の働き手がその国の未来を左右 するものと思います。 現在の日本のこの年代層の働き手は実に混迷しています。 トップダウンのシステムからボトムラインのニーズが高まっている 原因のひとつと考えられます。 どこから手を着けたらいいのか分からない人ばかりにみえます。 このブログで時折提示しているプログラムもパワー機もこうしたス テップに乗り、 一方向性社会では対応しきれない新たなステップのための道具とし て活用されているし、活用して頂きたいと考えております。

 

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2017-11-30 09:13:00

自家農園マクロビ生活・むかごの味噌和え

材料 (2人分)
むかご・100g
味噌 ・小さじ2強
甜菜糖・大さじ1と1/2
みりん ・少々
すりごま・大さじ1
ごま・小さじ2
柚子・適量

作り方
1,むかごはよく洗い沸騰した湯で3分ほど茹でる。
2,小鍋に味噌、甜菜糖、みりんを混ぜながら火にかけ、 胡麻を加え馴染ませたら、茹でたむかごを加え混ぜ合わせる。
3,器に盛り、すりおろした柚子をあしらう。

 

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2017-11-24 09:50:00

病名は・・・男5

前回に取り上げた地動説的生き方は、 誰もがまたは多くの方が賛同なさるものと思います。 誰もがまたは多くの方が現実には出来得ないと推察致します。 下記の文章は組織に生きる方の本音をより客観的にまとめてみまし た。 ありのままですので現実を見たくない方は今回は飛ばしたほうがい いかもしれません。 未来をらくで楽しくしたいと思う方なら近道になります。 プログラム参加者なら合点しますが…。 最近の電気屋さんや銀行屋さんで働いている方になりきって下され ばご理解頂けるかもしれません。
 組織における現在の管理職ポストを意地でも守り抜くために、 閑職への配置転換や子会社への出向、 さらにはリストラから逃れようと仕事での地位確保に拘り、 家庭では夫として父親としての自らの存在感を何としてでも死守し ようと家族での在り処を求めて躍起になってしまう。 背景には男たち自身の意志だけではなく会社で生き残り出世してい くのは当たり前であり、妻子に尊敬され、 仲むつまじく暮らしていくのは男の甲斐性といった社会システムや 女性たちからの板挟みもある。 あまりにも自分の居場所に燃やすエネルギーの男としての執着が、 苦悩と絶望を噛み締めることになっていくようである。 男がそこまで渇望する居場所とは…。 管理職ポストや給与の削減ばかりか正社員であってもリストラの危 機に瀕し、 定年まで同じ会社で働くことが困難な時代を迎えていることからも 明らかなように、 会社は社員一人ひとりの待遇を保障することなど、 とうに放棄している。 妻はすでに夫が家計を支え続けることを疑問視しており、 自身が結婚当時に求めた理想の夫、 父親ではあり得ないことも悟っている。 家庭にはもう一家の支柱としての男としての威厳はなくなってしま っている。職場、家庭においても、 団塊世代などかつての男の特権を享受した男たちが当然のように確 保してきた覇権的な居場所は、もはやどこにもないようである。 それでも過去の価値観に縛られ、 周囲からの評価を気にし過ぎるために現実を直視できず浮足立った まま、夢の楽園を求めてさまよい続けている。 必死に頑張って成果を上げた分だけ会社が正当に、 公正に自己を評価してくれるならば、 たとえ考課結果が下がってもそれほど思い煩うことはないと思える だが会社の人事評価は成果主義を隠れみのに正当性を失っている。 家庭でも職場での苦悩を妻に打ち明けられないがために、 また妻も夫の悩みを受け止めようとしないがために相互の心に触れ 合うことなく男たちは夫、 父親として妻子に必要とされていないという実感を強め、 ひいては仮面夫婦やファザーレス状態に陥ってしまう。 男性の多くが実は、 自身が確保したいと切望する居場所が極めて不確かであり、 仕事や妻、子ども、 母親との関係は決して自分の思い描いた通りにはならず、 組織や他者が自分に下す評価が往々にして理にかなわないことを自 覚しているのではないだろうか。 だからこそ彼らはなおいっそう悶え苦しみ会社と闘えない、 妻と相まみえない、わが子を見失う、母親から逃れられない。 そのあげく男たちを待ち受けているのが自己否定という限りなく深 き暗闇である。自分がわからない、現実から逃げたい、 何のために生きているのか?このまま消えてしまいたい、 といった己や現、 生きるということへの虚ろな語りは共通しており、 自己肯定感を得られない苦痛に彼ら自身が打ちのめされているとい う現実がある。 自己を見失った男たちは元来の男性の特性でもある、 誰かに辛さを明かしたり、 助けを求めたりすることをためらう気持ちがさらに強まり、 他者に対して心を固く閉ざしてしまう。 勇気を出して男としてのプライドをかなぐり捨て、 家族や友人地域の人々など、誰かとつながることができていれば、 少しでも状況は好転していくのではないだろうか。 こうした男たちを男の性と見る向きもあると思います。 こうした生き方のベースとなる観念はそのままにして、 新たなページを開くことも可能と考えています。

 

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2017-11-23 09:12:00

自家農園マクロビ生活・焼きりんご

材料
りんご・1個
塩・少々
菜種油・少々

作り方
1,りんごは、皮をむいて芯を取り、8等分に切る。
2,塩少々をふって、手でやさしく馴染ませておく。
りんごから水分が出てくる。
3,フライパンを熱して、 油をひき余分な油はペーパーで拭き取り、りんごを並べ入れる。
4,中火で焼いて表面がこんがりしてきたら裏返す。
5,蓋をしてごく弱火で5分位蒸し焼きにする。
6,蓋をあけ溜まった水分を煮詰めて飛ばしながら、 両面をきつね色になるまで焼く。

豆腐クリーム、メープルくるみを添えて出来上がり。

 

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2017-11-17 09:02:00

病名は・・・男4

ある業界紙に載っていた記事を抜粋した現実の話しです。
ある製造業で営業職に就いていた大学時代のゼミ仲間が、 過剰なノルマを課せられ、それを達成できないことを理由に、 何度も密室で複数の上司に囲まれて退職願を出すよう迫られたそう です。違法な退職強要であると拒絶すると、 執拗なパワハラに遭って精神的に追い詰められ、その結果、 自殺したそうです。 親友の妻から手紙で詳細を知らされたAさんは、 深い悲しみに暮れるとともに、奮起して彼の分も懸命に生きなくてはならないと固い決意をしました。 彼を死に追いやった会社は憎くて憎くてたまらない。 東京に家を持っている私自身も、 理不尽な転勤を命ぜられ会社に煮えたぎる憎悪と怒りが胸中から離 れず、一時は狂気の入り口に立っていたような気がする。 落ち着いてゆっくり考えてみると、 恨みを溜めたままでは人は後ろ向きの人生しか残らないのではない か、前を向いて生きていくためには、 不本意な支社であろうと人と目を合わせることも苦痛ではあったも のの、 まずは顔を上げようと定期的に回る店舗ではお客さんをしっかりと みて、挨拶するよう努めてみました。すると、 いつの間にか自然とお客さんと笑顔で会話できる自分がいることに 気がついたんです。自分の仕事で喜んでくれる人がいる。 そのことが一番の働くモチベーションでもあり本当の自分の沸き上 がる喜びになっていることを認識したのです。 東京の自宅に戻った際、 妻にそれまでのいきさつをすべて打ち明け、 自分の苦悩を黙っていたことを謝罪しました。 妻は夫への理解不足を詫びるとともに、 支社への異動でやる気をなくしている夫を身近で見ているのがつら かった、と転勤に伴わなかった本音も明かしてくれたのです。 それから数ヵ月後、妻子は東京から居を移し、 同居生活が再開してから一年近くが経ちます。今の職場にいつまでいられるのか、 会社に勤務し続けられるのかは全く不明ながら上からの評価や出世競争にはもう関心がいかなくなっていま す。立派な会社員は卒業です。会社のために働くのではなく、 お客さんのために、そして家族と自分のために、 働くのだという思いを今、強くしています。
自分にとって会社とは何なんだろう。 会社自体が社員に不当な処遇を与える時代です。 かつてのように忠誠を誓ったり、 個人を犠牲にしてまで尽くしたりする存在ではなくなっていると思 います。ただ、現に働いていられる間は、 付かず離れず付き合っていかなければならない。最近、 会社と仕事は必ずしも密着したものではないんじゃないかと思うよ うになっています。会社は思い通りにはならないけれど、 仕事は100%会社に支配されるものでもないし、 自分のものさしで自己評価しながら前向きに取り組んでいけばいい 。少しでもいいから、 誰か人の役に立ったと実感できる働き方を続けられればいいと思っ ています。
上記の自殺なさった方の生き方は天動説です。 後者の方は四苦八苦して相当に悩まれたことでしょうが、 価値観を変えることで充実した地動説的な生き方をなさっておられ ます。時代がすぐに変わるわけではないので、 まだまだ後者の方も苦労があるかもしれませんが確実に楽になって くるものと推察致します。

 

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